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大山倍達マニアック検定

【古記事】剛柔流が極真に送った果たし状(1976年)

JUGEMテーマ:空手
 
 まぁ、四半世紀以上昔の話なので、そう気分を害する人もいないでしょう…ですよね?
 1976年の「週刊大衆」に載った5ページほどの記事なのですが、「"ケンカ空手"大山倍達氏が"剛柔流空手"に果たし状をつきつけられた一部始終」というセンセーショナルなタイトルです。
 解説は後に回すとして、まずは本編…。

週刊大衆1021_1.jpg


 その手紙を見たとき、極真会館館長の大山倍達氏(五四)は、あの大きな体をブルンと揺すって、吠えるようにいったという。
 「香川のヤツ、生意気じゃあないか!」
 九月九日に書留で発送されたその手紙は、事情を知らぬ第三者が読めば、別になんということもない、ていねいな試合の申し入れ書だった。
 〈永らく御無沙汰致しました〉
から始まって、罫紙一枚に達筆なペン書き。 映画『上最強の空手』をホメたあと、
 〈つきましては、来る十一月二十二日、剛柔流の全国大会を日本武道館で開催することになりましたので、大会終了後、引きつづき同館で貴極真会との間に親善試合を行ひ、空手道の何たるかを勉強したく思ひますので御高配の程お願ひ申し上げます〉
 署名は《剛柔流八段 香川治義》である。
 だが受取った大山氏は、平静ではいられなかった。 香川氏を「虎の威を借る狐」「負け犬の遠吠え」と口をきわめてののしる。 「虎」とは全日本空手道連盟」(全空連)会長の笹川良一氏のことだ。

香川治義.jpg
香川治義

 つまり、手紙の署名が剛柔流となっており、いかにも香川氏個人の資格らしく見えるものの、実は全国の剛柔流をまとめた剛柔会が空手界最大の組織(百万人)である全空連に所属していることから、大山氏の目には「敵は全空連にあり」と映ったのかもしれない。
 事実、香川氏は剛柔会副理事長であると同時に、全空連の常務理事でもある。
 全空連と極真奨学会・極真会館は、どちらも発足は三十九年。 そしてどちらも文部省認可の財団法人でありながら、空手道に対する考え方をまったく異にして対立してきた団体である。
 それに大山氏は戦前、早稲田大学専門部当時に、松濤館、剛柔流の二流派を学んだことがある。 香川氏とは二十年前、浅草の山口剛玄氏が指導する剛柔流道場で顔見知りの間だった。 それだけに、言葉はていねい、〈親善試合〉とは書かれているものの、実は"挑戦状""果たし合い"ともいうべき内容の手紙を送りつけてきた香川氏に対して、複雑な怒りを覚えたのは当然だったのかもしれない。

大山倍達浅草剛柔会2.jpg
中央下に大山倍達、左下に香川治義

 「香川の狙いはわかっている。 売名じゃないか。 われわれに対する嫉妬だよ!」
 大山館長はののしり続ける。
 香川氏と浅草で顔を合わせていた当時の剛柔流は七、八万人。 極真会館は百人ほど(全国十支部)の、吹けば飛ぶような存在だった。
 それが今、極真会館は国内三十万人、海外六十ヵ国(六百支部)の勢力に成長したのに比べ、剛柔流は公称三十万人とはいうものの、実質は十数万人にすぎない。
 しかも極真会館と同じく大山氏が代表している国際空手道連盟は昨年十一月、東京都体育館に世界三十五ヵ国の選手を集めて、第一回世界空手選手権大会を開催している。 全空連は世界空手道連合の名のもとに世界選手権大会を過去三回開いた実績を持つが、剛柔流としての実績はない。
 この格差は、誘われて全空連に所属した剛柔流と、誘いを断って独自の道を進んだ極真会館との差であるという。
 「香川の嫉妬。 敗け犬の遠吠え」
 と大山氏がいうのも、そのあたりの事情をさしているといえそうだ。

大山倍達浅草剛柔会.jpg
左から大山倍達、間山統正、山口剛玄、香川治義

石を割るならハンマーを持て

 香川治義氏(五六)の体も大きい。 医者からは三十五歳なみの肉体と太鼓判を押されたそうだが、ドスの効く声を荒げて「嫉妬や焦りとは無関係」と断言する。
 直接のキッカケはこの夏一般上映された『地上最強のカラテ』(昨年の国際空手道連盟主催の第一回世界空手選手権大会を記録編集した映画)。
 香川氏の周囲に「あれが空手だと世間の人に思われては、まともな空手が具合わるい」、「いっぺん、ホンマのところを見せてやれ」という声が渦を巻いた。
 香川氏の結論は明快だった。
 「あれは空手ではない。 サーカスである」
 むろんそれらが、大山氏の研鑽によって、独自に築き上げられたものだということは否定しない。 しかし、「あれを空手と呼ばれるのは困る。 大山流格闘術とでもいっていただきたい。 あれらが空手になんの役に立つ! 引田天功にでもやらせたらいい!」
 そして十冊以上におよぶ大山氏の著書や『空手バカ一代』などの漫画、テレビ、映画を通じて、人々がもっとも印象深く記憶している大山空手のハイライト部分についても、遠慮会釈のない批判が飛ぶ。
 手刀によるビンの首切り(ビンは動かず、首だけがすっ飛ぶ)や、正拳によるローソクの炎消しは、「浅草の香具師のほうがよっぽどうまい」のだし、百キロの氷割りや二十枚の瓦割りは、「相撲取りやレスラーなど、力持ちに教えれば、すぐ割れるようになる」
 大山氏が千葉県の清澄山に一年半こもって体得したという自然石割りも、「石を割るならハンマーを持って歩け。 長い年月、石割りの修業をするなら、他にやるべきことがあるはずだ」
 そして、大山氏が千葉県館山やメキシコで試みたという牛の角折り、牛殺しについても、「空手が対象としているのは人間であって、動物ではない」ときめつける。

大山倍達と山口剛正.jpg
左:山口剛正 右:大山倍達

 巷間、人々が極真会館の空手を"ケンカ空手"と呼び、著書のタイトルにまでなっている点についても、「まったく品がない。 われわれは文部省認可団体として、教育上、こんなものは広められない。 空手はそんなガラの悪いものではない」
 ここまでいわれて、大山氏が反論しなければ、今度は大山ファンが納得するまい。
 大山氏にいわせれば「オレは香川の親を殺した仇でもないのに、なんで彼は直接電話でいって来ないのか!」となる。 本人同士が直接接触すれば、すぐその場で決着をつけてやれるのにというのだ。
 だいたい「空手と呼ぶな」とは、なんたるお節介だろう。 極真会館は独自に発展してきており、剛柔は剛柔で別の道を歩んできている。 どっちを選ぶかは青少年の自由ではないか。
 「そんな強制はどこかほかの国でやれ。 言論の自由を標榜する日本で、何を思い上がったことをいう。 人種差別と同じではないか!」
 牛の角折り、牛殺しを非難するなら、とりあえず山羊の角でも折ってからにしてくれ! というのだ。 やれもしないで、それを達成した者を非難するのは、コロンブスの卵と同じではないかー。
 実は『少林寺拳法』の著書である宗道臣氏も、その著書の中で〈牛を殺す方法は、もっとらくで有効な技術がほかにあるし、煉瓦や瓦は建築に用いてこそその価値があるものであり、それを割ってみせるために何年も修業しなければならないとすれば、おそらく現代人の大部分は、これを習う気がしなくなるであろう〉と書いていた。
 大山氏はそれを否定しない。 それはまさしくその通りなのだという。 だが、続けて言う。
 「もし、牛殺しや石割りを邪道だというなら、邪道で結構。 だが鍛え上げた力のバロメーターをなんで計るか! 人間を相手に試しますか! 浅草時代、私の石割りや、指二本で十円玉を曲げたのを見て、驚いていたのは香川であり、山口剛玄ではなかったのか!」
 ケンカというのならば、もっともケンカに強いのはヤクザである。 しかし、極真会館はヤクザでもないし、ケンカの道具を教えるところでもない。 アマチュアとして、ルールにもとづいた空手を修業しているのだ。
大山倍達と山口剛玄.jpg
左:山口剛玄 右:大山倍達


お前敗けたら子分になれ

 ここに大山氏が語ったひとつのエピソードがある。
 あるとき、全空連に所属する糸東会という流派の某氏が、
 『空手バカ一代』の作者、梶原一騎氏を訪ねて「少年誌への連載を中止してほしい」と申し入れた。 「空手は礼によってはじまり、礼によっておわるもの。 あなたの連載は青少年に悪影響を与える」という理由だった。
 梶原氏は答えた。 「今の読者は聖人君子の空手を望んではいない。 ブチコワシ空手を望んでいる」
 この直後、この少年誌を出している出版社へ投書は舞込んだ。 《主人公のモデル・大山倍達は婦女暴行、殺人を犯した男である》 ーー出版社は「前科者をヒーローにはできない」と、取締役、編集長、梶原氏を警視庁へ派遣し、大山氏の罪科を調査させた。
 婦女暴行ーーその事実ナシ。 殺人ーー終戦直後、赤坂署管内でアリ。 但し、相手はヤクザでドスを抜いて攻撃してきたため、正当防衛。 無罪。 出版社は連載を続行した。
 「私は二十二年の全日本空手選手権で優勝して以来、いつも異端者扱いだ。 私一人に、各派の烏合の衆が寄ってたかって、イヤガラセをしてくるんだよ」
 だが、香川氏があえて極真会館に挑戦状をつきつけ、試合中の死亡事故その他、いかなる事態が生じても全空連に迷惑がかからぬよう、ずべての責任を自分が負うつもりで《剛柔流八段・香川治義》と署名した決意の深さは、単なるイヤガラセとか技術の優劣を競うとかいったことからだけでは生じてこないように思われる。
 香川氏の根本的な試合の狙いは、「両者がどうしても相容れないものなのか、それとも相容れられるものなのか、試合を通して眺めてみたい」ということ。
 遠回しないい方だが、結局は挑戦状を受取った大山氏が、「香川よ。 オレと勝負しろといいたい。 オレが敗ければオレの子分になるんだ!」と息巻いたのと、ほぼ同じ内容を指していると思われる。
 表向きは香川氏個人の挑戦であっても、その意味するところは、組織をかけての戦いであるに違いない。
 「正統派の空手の味を味わってもらったうえで、今度こそ全空連に所属してもらうぞ」ーー香川氏はおそらく、それを極真会館につきつけたかったのではないだろうか。
 両者とも「試合に遺恨は残さないようにしたい」とはいいながら、全空連と極真会館の対立の根は深く、長い。 両組織のもっとも大きな差は空手道への考え方の差に表れている。 全空連が空手をスポーツとして普及させようとしているのに比べ、極真会館はそれを武道として広めようとしていることである。
(中略)
 日本最大の空手組織としての全空連が、学生、実業団、自衛隊、各流派を傘下におさめて、スポーツ空手としてのルールで空手界の統一を図ろうとしていることからすれば、あなどりがたい有力団体としての極真会館が、まったく別のルールで勢力を伸ばしつつある現状は、実に脅威であるに違いない。
(中略)

億単位の金と技術部長の肩書

 香川氏は極真会館のルールを「武道とスポーツを混同した中途半端なもの」と攻撃する。
 「武道というなら、顔面・首などを攻撃しちゃいかんという例外はない。 首から上は鍛えようのない部分だから、本当に当たれば死ぬ。 しかし、武道というなら、それも仕方ないはずだ。 だが、首から上は安全(スポーツ的)にしておいて、多少当てられてもこたえない、ボディビルで鍛えた部分はいくらでも当ててかまわん(武道的)というのは調子がよすぎる」

週刊大衆1021_2.jpg

 従って、極真会館と試合をする場合、スポーツとしての果たし合いになるか、中間はあり得ない。 だから、「事前によほどルールを打合わせておかないと、猪木VSアリ戦のように噛み合わない試合になっては困る」(全空連専務理事・江理口栄一氏)といった心配も出てくるのだが、四十七年に体協に加盟して以来、全空連の目標のひとつはオリンピックへの参加。 大山氏も昔流のルールから脱皮して、安全第一のルールに切り替えるべきだという意見もある。
 和道会最高師範の大塚博紀氏は現在の"寸どめ"方式を昭和四年に考案して、三十五年ごろに試合形式として確立させた人だが、日本の武道の本来は「出来れば闘わんですむこと。 闘わんですむ社会をつくること。 そういう思想をもった人物を育てること。 どうしたら相手を叩きのめせるかを目的とするような空手は、政府が禁ずればよろしい」とまでいい切る。
 だが大山氏の考案した極真会館ルールは、百数十回におよぶ海外での死闘を通じて確立されたものだけに、やはりひとつの説得力を持っている。
 「外人は常に確証を求める。 日本の武道精神が平和の確立にあるといっても、まず勝負に勝ってみせなければ、海外では通用しない。 だから体力的に優る外人と対等に闘えるルールの確立が必要だったのだ」
 オリンピック参加は大山氏も望むところ。
 ただし日本で最強の選手が出場すべきで、そのためには、すべてを全空連に統一するより、一方でスポーツ空手があり、一方で武道空手がある中で、両者が切磋琢磨し合って発展してゆくほうが強者を生み出しやすい条件ができるという。

山口剛玄と大山倍達.jpg

 「昭和初期、寝技の武徳会柔道と立技の講道館柔道がみがき合って、柔道の黄金時代をきずいたように、二つの団体があってなぜ悪い」
 十年ほど前、笹川良一全空連会長が全空手のの統一を呼びかけていたころ、極真会館へも誘いが来た。
 「人を介して、億単位のカネを用意するから、技術部長としてどうかといってきた。 さんざ非難されたが、私の技術を認めていたわけだよ。 私は二つの団体があってもいいという理由で断り、笹川さんも理解してくれた。 ところがどうだ。 そのときカネをもらって全空連に入ったのが剛柔、その他の流派じゃないか!」
 むろん、香川氏はギョロリとした目玉をむいて否定する。
 「われわれはみな、無料奉仕です。 大山氏にもその他にもカネが出たなんてあり得ない」(全空連教範部長・有本富英氏)

試合は10月末か11月末か…

 大山氏が香川氏を「カネと権力にくっつくダニみたいな男」と誹謗すれば、香川氏は大山氏を「周囲の人間にヤキトリにされている哀れな男」と中傷する。
 いうほうもいわれたほうも決して愉快ではないはず。 両者の対立は長いアツレキの中から生じてきたもので、簡単に氷解するようなものではないのかもしれない。 それを読者に理解してもらったうえで、さて、香川氏が叩きつけた挑戦状の返事はどうなったのか?
 返事は九月十三日付の書留で発送された。
 〈あいにく館長は、先々週、北米から帰ったあと、すぐにまた東南アジア方面へ出張致しました。 帰国は今月二十日すぎになると思われます〉
 返書の署名は〈極真会館委員会代表 今村栄一〉そして〈こういうお申し出があった場合は一応、毎年行われる全日本大会に参加をお願い致して居ります〉とあって、今年の第八回オープントーナメント全日本空手道選手権大会は十月三十、三十一日の両日だと説明。
 〈是非、貴会からも何人かの精鋭のお申し込みをお願いしたいと存じます〉
 署名者の今村氏、評議員の真樹日佐夫氏、師範代の郷田勇三氏の説明によると、こうなる。
 「館長が帰国されてからではまに合わない。 逃げたと思われるのもイヤですから、すぐ委員会で検討して、返書を出しました」(今村氏)
 「こういう手紙はしょっ中来る。 いちいち対応していられない。 ウチのオープントーナメントはキックだろうがボクシングだろうが、誰でも出ていいと公表しているんだから、試合を申し込むなら、まず敵城へ乗り込んで、ここへ出て優勝してみろといいた。 剛柔流からは福島の拳和会も出ている」(真樹氏)
 「ガタガタいう前に、まず弟子を出場させて優勝してみろ!」(郷田氏)
 決戦は十一月二十二日か、十月三十、三十一日か……
 香川氏は「十月三十、三十一日はアジア大会の日程とぶつかる」という。 また大山氏も「十一月十日までは『地上最強のカラテ・パート供戮里燭瓩縫瓮シコに行く。 二十日までかかるかもしれない。 十二月はブラジル選手権だし」
 日程的には、両者とももっと詰める必要がありそうだ。

週刊大衆1021_3.jpg

 ただし、こうした試合そのものに不賛成だという人もいるので、ご紹介しておこう。 糸東会の根岸雄一師範はズバリ「反対」。 前出、有本部長も「大山さんには勝手にやらせておけばいい」。 そして全日本学生空手道連盟師範の睫數室]沙瓩、「果たし合いとは二十世紀にずい分面白いことをなさるなって思いますね。 前時代的なことをやる空手界をね、ぼくは自ら恥ずかしいと思いますよ」
 

 …という事で以上です。 長かったー。 下手に省略して双方の言い分を損ねたら嫌だなぁと思った結果、殆ど省略せずに書いてしまいました。
 まぁ、私の視点から判定しますと、正直、香川治義先生の極真に対する批判は言い掛かりですねw
 何を以て極真が空手じゃないとするか、空手とは何を以て成立するのかを言わないので、第三者からは憤慨する理由も分からない。
 1972年に極真が出した声明文から10年近く、大山倍達と笹川良一は舌戦を繰り広げていました。 その中に香川先生が割り込んで来た事から、大山総裁は笹川氏が差し向けたんだろうと判断したのですが、この時の舌戦が尾を引いたのか、その後オリンピックに関する話し合いで極真側と全空連が同席した際にも、剛柔流関係者はいませんでした。 この事件が無ければ、もう少し自著で剛柔流の話が出ていたかも知れませんね。
 そう言えば全空連の他の先生方が割と醒めているのは、大山総裁が笹川氏個人に的を絞っている為、あまり係わりたく無いみたいです。 別の記事にはこんなコメントがありました。

 「ヘタに反論でもして、常に宣伝用の材料を探している大山に利用されてはつまらない。 反論するなら、理事会としてではなく、笹川さんが個人でやったらよろしい」(全空連関係者)
 
 ところで、「空手道名鑑」を見ていたら香川先生の項目が少し面白かったです。 この本にはどこの団体の段位なのかが明記してあるのですが、香川先生は「全空連 八段」でした。 見る感じ、他の剛柔流の方は「剛柔流 ○段」と書いてありますし、全空連の段位も書かれる方は「空手協会 ○段 全空連○段」 とあります。 だから何だって話なんですけどねw
 それでは、また。

参考文献:
Masutatsu Oyama, What is Karate? Revised edition, Tokyo-News Co., 1959
週刊大衆 10/21号 双葉社 1976年
週刊大衆 2/16号 双葉社 1978年
月刊空手道 1994年10月号 福昌堂 1994年
月刊空手道 1997年11月号 福昌堂 1997年
空手道名鑑 空手道名鑑編集委員会監修 創造 1977年
巨人 大山倍達の肖像 -ゴッドハンドの軌跡 国際空手道連盟極真会館監修 コア出版 1984年

 






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コメント
極真vs伝統派という区切りがありました。

また、マスコミを活用した伝統空手批判の展開された時期も…

おっさんがお子ちゃまだった時代、大山道場で他派の批判をいう先輩などいませんでした。

ただただ己の修行、無礼を押し付ける挑戦者は討つのみ。

マスコミを通じた虚像と実際の姿の差違。

この報道も半分話題作りの出来レースというのが、おっさんの感想ですね。

オープントーナメント第一回のパンフ、探せば有るかもしれません。

おっさんが、極真の名のもとに演武させていただいた最後の試合ですから。

もしあればまた連絡します。
  • のぶさん
  • 2011/10/17 9:03 PM
>のぶさん

私が通っていた頃も、他流批判をするような人はいませんでしたね。 別に批判する理由も無かったですし、既に他人の茶碗を叩き落とす様な時代ではありませんでした。
まぁ、常設道場じゃなかったので、あまり道場生同士の結び付きが無かった、というのも批判を聞かなかった理由かも知れませんがw
夜の時間帯に稽古があって、飲みに行ける様な歳だったら、また違ったのかな。

確かに、互いに先方の誘いになる形での試合は望んでいないので、やらないだろうという見込みがあったんじゃないかとは感じています。

第1回全日本を見ているだけでも貴重なのに、演武までされていたとは。 じゃあ添野先生の一本背負いとかもご覧になられたんでしょうか? 後、関川先生が選手に殴られてKOとか。
第1回のパンフ、もし見付かりましたらコピーさせて下さい。
現在、「殺人空手大会」と報じた週刊誌を捜索中で、これが揃ったら記事を書こうかと思っていたんですが、中々見付からず、伸ばし伸ばしになってたりします。 もう少し頑張って探して、年内には記事にしたいなぁと思ってます。
  • Leo
  • 2011/10/17 11:23 PM
古き良き時代の話題は好きです。

全空連サイドも
極真に対する態度が
まとまっていないところが笑えます。

たしか
この翌年に剛柔会は真っ二つに割れるのですよね。

やはり梶原先生は偉大です。
  • もん爺
  • 2011/10/20 4:53 PM
>もん爺さん
剛柔会の分裂は1972年ですので、遡る事4年前ですかね。
その辺りはあまり詳しくはありませんので書きませんでしたが、香川先生は全空連側の剛柔会ですね。
記事を見る限り、大山総裁も取材者も両方の剛柔会を一緒にしている様に感じたので、そういう雰囲気のままにしておきました。

まぁ、全空連と言っても連合体な訳ですから、色々あるのでしょうw
実際、暫くの後、国空連と全空連は日本武道館とかで会合を重ねていますし、この会合は海外にも配信されました。 それに1977年には段位認定会派として極真会館が含まれています。
無論、傘下に入った事は無いので、全空連が勝手に付け加えたのでしょうが、空手の段位として極真の段を認めてしまった事には変わりません。

何故か「週刊大衆」ではその後何回か極真VS全空連的なネタをやっているので、またその内取り上げるかも知れません。
  • Leo
  • 2011/10/20 11:17 PM
その前でしたか。失礼しました。

剛玄先生と大山倍達がどのような人間関係で
お互いにどのような影響があったのかは
大変興味があります。

剛玄先生の訃報が当時パワー空手に掲載されましたが
普段全く剛柔流の記事を載せるわけもない
パワー空手が載せたので
非常に興味を持っています。
  • もん爺
  • 2011/11/16 5:55 PM
>もん爺さん

詳しくは知りませんが、空手上の師弟の関係だけでは無く、思想的な繋がりがあったみたいですね。
木村政彦先生とも人脈で言えば拓大人脈では無く、東亜連盟人脈になるかと思います。
大山総裁の人脈は大雑把に分けるとこんな感じになるんじゃないですかね。

韓国人脈(建青〜民団、本国、勝共連合、政財界と自民党政治家を含む)
東亜連盟人脈(国柱会〜日蓮宗、右翼、義方会を含む)
武道家、作家人脈

ちなみに総本部合宿で使われる場所の多くが、日蓮宗に関係していたりします。 初期の頃は合宿出来そうな場所を探して貰っていたんじゃ無いかと推測しています。
  • Leo
  • 2011/11/18 1:49 AM
はじめまして。いつも楽しみに拝見しております。
自分は80年代に極真のお世話になっておりました。当時10代でした。
私の所属する道場では伝統を見下す空気が強く、
先輩が「NHKの大会見た?」と師範に聞かれ
「押忍。え〜い!とか言ってましたよね(笑)」と引き手の真似をして嘲笑していたのを覚えています。
自分もダンス空手、寸止め空手とバカにしておりました。
その後、全空連の実力者に伝統空手の恐ろしさを思い知らされ、これもまた武道であると知りました。
後発団体として、勢力を拡大する為には伝統派を踏み台にするのは仕方なかったのかもしれませんが、
やはりやり過ぎだったのではと思います…
ちなみに現在は松濤館に所属しておりますが、極真は今でも大好きです!
願わくは積極的な技術交流などが実現できたらと思います。
  • 朱子
  • 2011/12/06 9:08 PM
>朱子さん

ウチなんかは常設道場じゃなかったし、終わったら次に使う人が来るので、そういう話をする機会も無かったですねぇ。

大山総裁の過去の発言を見ていると、基本的には型試合に対する批判で、寸止め云々に関しては、ウチはこういう考えだから寸止めはやりません、ウチとしては認められませんという話だったんですが…。
だからダンス空手というのは、型試合の事なんですよね。 まぁ、晩年は型の競技化に反対はしませんと語っているので、考え方が変わった様です。

どんな格闘技でも強くなるのはその人次第ですので、試合形式だけを以て、全体を侮るのはとても危険ですよね。
今は昔に比べてそういう考え方の人は少ないと思いますので、若い先生の道場なら技術交流にも乗ってくれるんじゃないでしょうか?
  • Leo
  • 2011/12/07 9:47 PM
こんな熱い時代があったんですね。30年近く前、全空連系を学んでいましたが、借りた体育館の隣で極真が練習はじめたときは燃えましたよ。組手練習でガンガン顔に入れて血まみれになって、帰り際、極真の生徒に「顔に入れてみろよ」とつぶやきました。
でも同じ空手。何もけんかする必要はないよなあ。
大山氏も笹川氏も亡くなりました。極真は四分五裂し競技団体として社会的に認知されてるとは思いません。
この際、大同合併とか、極真各会派が全空連に加盟しフルコン部門を認めさせるとかしたらどうでしょう。無理かな。
仮に五輪種目になったとき、いまのままではフルコンが実施される可能性はないですしね。
  • 酒男
  • 2011/12/24 2:59 PM
>酒男さん

まぁ、個人的には別に五輪競技はいらないかな、と思いますが、門下生が減るのは間違い無いでしょうねぇ。

今は昔と違い、全空連と協議出来る人がいませんが、過去の軋轢を気にしない人も多いですから、専門誌も協力して交流の場を設けてみたらいいんじゃないかと思います。
異業種交流会みたいな感じでw

  • Leo
  • 2011/12/24 9:26 PM
leoさん確かにそうですね。月刊空手道あたりでトップ対談とか仕掛けませんかね。
  • 酒男
  • 2011/12/24 9:55 PM
>酒男さん

以前「月刊空手道」でやったみたいに、金澤弘和先生と岩井達先生の対談、みたいなのをフルコンと伝統派の同世代同士でやったら面白いと思うんですよね。
  • Leo
  • 2011/12/25 2:30 PM
剛柔流から極真会への試合申込みは過去に何度かあったみたいですね。私が聞いたのは、全空連剛柔会ではなく、全日本剛柔会(剛玄派)から果たし状が届けられたが、極真側は「現在では果たし合いなどの野蛮な行為は容認できない」と弁護士を立てて断ってきたということです。
文中で自派の大会に出てこいと言われたとされていますが、大会後の親善試合ですから、ちがうでしょう。剛柔流は大会ルールは顔面寸止め、他は当てるというものですが、当時の大学の対抗試合などでは全部当てるのが普通でした。流派がちがえば、後で四の五の言われないためにも文字通りの「試し合い」が常識です。
あと、ずっと後年の話になりますが、全空連が極真を誘ったというのもちがいますね。私が全空連関係者から聞いた話では、極真会側から山口組の故田●組長を通して加盟の打診があり、何度か話し合いを持った、一度は極真会も全空連の協力団体として名を連ねていた、しかしまたぞろ、大山氏がテレビのワイドショーかなにかで笹川会長の悪口をぶったとかで、笹川氏個人がそれを偶然見ていて激怒して、加盟話は流れたと聞いています。
  • 松田
  • 2012/05/18 6:00 AM
>松田さん
全空連の剛柔流については本記事に書いた通りですが、剛柔会については聞いた事もありませんねぇ。 個人的に知ってる剛柔会の先生方も、極真には割と好意的ですし。
誰かが言い出しても、椎柱先生や石橋雅美先生が首を縦に振りませんよ。 一部の人間が勝手にやる事はあるかも知れませんが、組織としての合意は無いかと。

>文中で自派の大会に出てこいと言われたとされていますが、…

手紙にある様に、「大会終了後、引きつづき同館で貴極真会との間に親善試合を行ひ、空手道の何たるかを勉強したく思ひますので御高配の程お願ひ申し上げます」という名目なら、剛柔流の方から勉強しに来るのが筋かなぁと思いますけど。 流派が違っても試合ルールがあるならその中で勝敗を付けるのが常識じゃないですかねぇ。
特に当時の空手界では、実力を図るには極真のルールが一番良い!というのが極真のスタンスですから、敢えてノールールでやる必要は無かったでしょう。
要するに、話が噛み合って無いんですw 試合がしたいのか、ケンカがしたいのか、その辺を明確にしてたらもっと話が進んだんじゃないですかね。

>あと、ずっと後年の話になりますが、全空連が極真を誘ったというのもちがいますね。

その関係者がどういう立場か知りませんが、全空連から誘ったのは事実です。 そしてずっと後年の話では無く、ずっと以前の話ですよ。 1969年末から半年あまり協議しています。 その時には友好的に話を終え、非参加となりましたが、70年の大会には笹川氏が訪れ、観戦しています。
そして1970年代半ば以降の極真にとって、全空連に加盟するメリットは何もありませんね。 分裂した今となってはメリットがあるかも知れませんけどw
で、田岡氏の話ですが、それは多分、テレビ朝日が放送した「陽気な黒幕笹川良一の素顔」(1979/3/31)の事でしょう。
この放送の時に笹川氏が加盟を希望して来たと語っています。
で、この際、放送したテレビ朝日を通じて極真側から事実無根であると抗議して、話は収まってます。
まぁ、そもそも田岡氏を通すという意味が分かりませんよねw
全空連には大竹一蔵、久保木修己と言った大山総裁と親しい人物がいますし、極真側にも河合大介という笹川氏と親しい人物がいますので、普通ならわざわざ田岡氏を使う意味が無いのです。 最初の打診の時には「世界日報」の久保木氏は関わっていませんが、70年代以降なら久保木氏を通すのが普通じゃないかな。
それに多分戦後黒幕史とか、右翼に詳しい人なら大体同じ発想をするかと思いますが、笹川氏の全空連に入る事に対して、大山総裁の後ろ盾の1人であった田中清玄氏が止めるでしょう。

>一度は極真会も全空連の協力団体として名を連ねていた、しかしまたぞろ、大山氏がテレビのワイドショーかなにかで笹川会長の悪口をぶったとかで、笹川氏個人がそれを偶然見ていて激怒して、加盟話は流れたと聞いています。

それ、全空連が勝手にやったんですよw 極真の郷田勇三先生が勝手に理事だか評議員だかになってたりとかして、これまた極真が抗議を送っています。 協力団体に関しても同じですね。 段位認定会派として勝手に極真が入っていましたが、有段者名簿すら出して貰えず、極真側からは一切の有段者が掲載されていません。
そして、72年のパリでの世界大会以降、全空連と不仲になってからの大山総裁はずーっと一貫して笹川氏の文句を言っていますw

ま、以上は極真側からの見方ですけどね。
  • Leo
  • 2012/05/19 11:18 PM
まあ、剛柔会の実態についてはあなたより私の方が確実に詳しいですね。どっちにしろ、かつて剛柔流と極真が対立したこともあって、その試合は実現しなかったということです。

全空連加盟問題に関しても、これも実現しなかった昔語りにすぎないのですが、この話し合いが進行していたころは、そんなに昔のことではないので、私も月刊空手道で数回報道されたのを実際に見ています。(70年代後半だと思いますね)何度か話し合いを持ったが結局流れたんです。当時は空手のオリンピック参加が大いに話題になっていたので、極真もバスに乗り遅れまいとしたんでしょうね。全空連には防具ルールの団体も加盟していますから、極真ルールのままでの参加も不可能ではなかった。ただ、極真は営利団体なので、体協傘下の全空連への加盟には問題となるならそこでしょう。
口をきいたのが誰なのか、流れた理由は何なのかについては上記は伝聞なので確実なことは言えませんが、極真サイドの一方的な説明だけが記載されているのはあれなので、私が見聞した範囲で少し注釈させていただきました。
  • 松田
  • 2012/05/26 4:40 AM
>松田さん

オリンピックの件と過去の全空連加盟の件は別問題ですよ。
多分時系列というものを全然理解されていないのだと思います。

まぁ、悪質なサイトだそうですので、信用する事ぁありませんよ。
あなたの中では嘘って事で良いんじゃ無いですかねw


  • Leo
  • 2012/05/26 10:51 PM
>松田様
色々な事実をご存知のようですので
貴殿が作ったサイトを楽しみにしております。
よろしくお願いします。
  • 木村
  • 2012/05/27 7:51 AM
林派糸東流宗家の林輝男は極真が全空連に加盟しなかったら、大山倍達に対して色々アクションを起こすと言ってたそうです。お二方とも苦労して自流を創始普及した在日同士なのに険悪な関係だったみたいで意外でした。
  • やいや
  • 2013/08/27 3:01 AM
>やいやさん

逆に譲れない所があったんじゃないでしょうか?
  • Leo
  • 2013/08/28 3:33 PM
極真は武道でも武術でもない 
ただのチンピラの殴合い喧嘩用
 
  • 武道家
  • 2015/08/28 6:44 PM
まあ、沖縄空手から見たら全部ナイチャーの愚行でしかないんですけどね、初見さん
  • 仲間邦雄
  • 2017/10/22 5:25 PM
↑おっ、そうだな。
俺は極真の過去を全く気にしないで稽古に励んでるゾ(気にしろよ)
  • 田所 浩二
  • 2017/11/05 8:19 PM
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