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大山倍達マニアック検定

藤子不二雄Aと極真空手(1979年)

JUGEMテーマ:空手
 ご存じの方も多いかと思いますが、漫画家の藤子不二雄A先生は、かつて極真の門下生でした。
 有段者名簿を見てもその名を見付ける事は出来ませんが(その後改めて確認したところ、81年に「藤子不二夫」名義で初段となっていました)、ときわ荘メンバーである、つのだじろう先生と共に週3回、半年ほど総本部に通っています。

大山倍達と藤子不二雄A.jpg
大山倍達総裁と藤子不二雄A先生

 今回はそのA先生が8年振りに本部に赴き、 大山倍達総裁に稽古をつけてもらった時に書いたエッセイを紹介してみます。

 「パーマンの日々」(18)
大山倍達師に8年ぶりで稽古をつけてもらった日…

大山倍達と藤子不二雄A2.jpg

なにをかくそう! このぼくはかの実戦空手・武道空手を標榜する極真会の大山倍達館長の直弟子なのである!
今から8年前、ぼくはつのだじろうと共に毎週三回、大山館長じきじきに稽古をつけてもらっていたのだ!
それは怠惰な毎日を送っていたぼくにはまさに衝撃的な体験であった! だが、半年後、ぼくは挫折してしまった。 以来、<あのまま続けていたら今頃は…>といつも悔やんでいる。
そこで8年ぶりに極真会館を訪れ、又稽古をつけてもらうことにしたのだ! 押忍!

 この様な書き出しで始まり本部を訪れたA先生は8年前の事をこの様に綴ります。

8年前、ぼくは月、水、金と毎週三回、ここへ通った。ナマケモノのぼくにしてはよくやったというべきだ。 ここへ通いだしてから体調がバツグンによくなった。 そして不節制な生活がたちまち健康的になり、生活にリズムが生まれた。
それはモチロン、精神的にもすばらしい効果をあたえてくれた。
だが、半年後、ここへ通わなくなったら、たちまちモトノモクアミ、体調は悪化、生活は乱れ、精神状態は又、情緒不安定にもどってしまったのだ!

 そして当時で云う館長室に招かれ、大山総裁と再会するA先生。

大山倍達と藤子不二雄A3.jpg

何事も根気と忍耐がなきゃだめだ! どんな大木も一夜にして大きくなったのじゃない。何年、何十年、あるいは何百年の間に少しずつのびていったのだ!
修業の道も同じこと、少しずつの積み重ねでのびていくものだ。 人間はだれしも楽な方へ流れやすい! だからそれをくいとめるために強い忍耐心と意志力が必要になるのです!

 と耳の痛いお話を聞いてから久々に稽古をつけてもらう事になったA先生。 帯の結び方を忘れていましたが、内弟子がやって来てフォローします。
 そして道場へ。

大山倍達と藤子不二雄A4.jpg

道場では、若い門下生の人たちが熱心に稽古をしていた!
壁にかかる「敬天愛人」の額と天井から下がっているボール(蹴りの練習に使う)がなつかしい!
ぼくはおそるおそるみんなの中にまぜてもらった。

約一時間、若い熱気あふれる門下生の人たちと汗をながした。
稽古が終わり、道場の板の間に正座して名称に入ると、頭の中がクリアーになり、停滞していた身体中の血がドッドッと流れはじめた感じ。 まさに心身爽快! これから又修業の道にはげもうか!と思う。

大山倍達と藤子不二雄A5.jpg

 と綴っていますが、どうやらその後は通わなかった様です。 しかし2009年に漫画家の西原理恵子先生のイベントに招かれた際にも極真会館入門の話をしている様なので、A先生の中でも印象に残る出来事だったのでしょうね。
 

 って事で今回は終了です。 昨晩書き上げたのをアップロードせずに寝てしまったので、出社前更新ですw
 藤子不二雄A先生直筆による大山総裁の絵というのは貴重でしょう。
A先生の<あのまま続けていたら今頃は…>と言う言葉は、途中で挫折した人、辞めてしまった人全てに共通する思いかも知れません。

 そう言えば新極真会の緑健児代表のフィギュアが発売されます。 顔は微妙ですが、フォームは完璧ですね。 これは間違い無く緑代表の蹴りだと言えるでしょう。 何でも、拳と足は本人から型を取っているそうなので、これも本物です。

緑健児フィギュア.jpg
氷柱をセットして演武を再現してみたいです

 興味がある方は是非w
 それでは、また。

追記:
 80年までの有段者名簿しか見ていませんでしたが、81年に初段を允許されているのを確認したので、訂正しました。

参考文献:
極真への道 大山倍達著 日貿出版社 1976年
ビッグコミック 1月10日号 「パーマンの日々」 小学館 1979年

参考リンク:
ビッグコミックスペリオール:西原理恵子の人生画力対決 (2010/12/17)







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コメント
いつも楽しく拝見させて頂いております。
ビッグコミックオリジナル2008年11月増刊号に掲載された、藤子A氏の『愛・・・しりそめし頃に・・・』という作品(まんが道の続編的な内容です)に、つのだじろう氏と大山総裁に弟子入りしたエピソードが描かれておりました。
大山総裁は『大岩鉄巌』という仮名でしたが、初対面の際にいきなりザルソバを三人前たいらげたとか微笑ましい描写がありました。未読でしたら是非ご覧下さい。
  • ドラゴ
  • 2010/12/19 6:36 AM
素晴らしいブログですね。
藤子不二雄先生の名前は、過去に有段者名簿で目にした事が有りますよ。
確か「藤本弘」と言う名前で載ってました。
これからも楽しみにしております。
  • ケンカ白帯
  • 2010/12/19 11:34 AM
>ドラゴさん
それは知りませんでした。 単行本が出ている様なので、その内確認しようと思います。

>ケンカ白帯さん
藤本は亡くなられたF先生の方の本名ですね。A先生の本名は安孫子素雄です。
しかし、ご指摘を頂いて確認したところ…今回の記事では79年に来館しているので、80年までの有段者名簿しか見ていなかったのですが、81年に「藤子不二夫」で載っていましたw
ご指摘、ありがとうございました。
  • Leo
  • 2010/12/19 5:14 PM
こんばんは。
そういえば昔、つのだ先生のHPに大山館長との写真が掲載されていました。大山館長に右の上段廻蹴りを放つ写真です。

僕はA先生大好きなので、「パーマンの日々」懐かしく拝読しました。
  • Little Tiger
  • 2010/12/20 10:40 PM
>Little Tigerさん
つのだ先生の手記と写真はKマガに転載されていましたね。 HPに載っていたのはもう少し長いバージョンでしたが。
今回参考リンクで貼りたかったのですが、サイトが無くなっていた様で、見付かりませんでした。
A先生の極真空手修業記はまたやろうかと思います。
  • Leo
  • 2010/12/23 10:55 AM
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