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大山倍達マニアック検定

ある日の極真会館 18(現代カラテマガジン 1973年11月号)

JUGEMテーマ:空手
 

 はい、カポエラネタを書こうかと思ったけど、1点、手元の資料が見付からなくて、見付かるまでペンディングしようと思い、今日は別の記事にしましたw

現代カラテマガジン1973_11_2.jpg

 まぁ、そんな裏話はどうでも良くてですね、今回は「現代カラテマガジン」の1973年11月号を紹介したいと思います。 表紙は廬山初雄三浦美幸先生ですかね、既に技術書で何度か登場してるのに、アップで正面から撮られた為か緊張してる様な、照れてる様な、そんな雰囲気がありますw




〈写真ニュース〉
空手日本一は誰か!?
 大会に挑む極真会館ビッグ・5


現代カラテマガジン1973_11_3.jpg

廬山初雄 二五歳
東京都出身
空手歴十年 二段
身長一七三cm 体重七八kg
大会初出場。 中国拳法 禅などもマスターしており、その構えの安定度は抜群。 今大会の台風の目ともいうべき存在。

現代カラテマガジン1973_11_4.jpg

鈴木浩平 二七歳 東京都出身
空手歴八年 三段
身長一五五cm 体重五五kg
大会出場三回目。 小柄軽量ながら前二度にわたり常に上位にくいこんでいるのは、類いまれな跳躍力ゆえか。

岸信行 二五歳 山形県出身
空手歴六年 三段
身長一六七cm 体重七〇kg
大会出場三回目。 この九月 台湾屏東支部指導を了えて帰国。 気力体力共に充実しており、今回は上位入賞も望めそう。

現代カラテマガジン1973_11_5.jpg

佐藤勝昭 二六歳 東京都出身
空手歴六年 三段
身長一七九cm 体重八四kg
大会出場三回目。 昨年度は不本意な結果に終ったが、一昨年は見事チャンピオンの座を獲得している実績はやはり強み。

現代カラテマガジン1973_11_6.jpg

山崎照朝 二六歳 山梨県出身
空手歴九年 二段 身長一七七cm 体重六四kg
大会出場四回目。 第一回大会優勝を皮切りに、二位入賞(第二回大会)、四位入賞(第四回大会)と実績からいえばNo.1だが、さて今回は?



巻頭言
 「空手バカ一代」TV放映

 文:梶原一騎

 TV局サイドの敢えて言うが実に愚にもつかぬ理由、配慮によって、主人公が大山倍達の本名でなく、みょうちきりんな仮名になっている点は、当然、私も「少年マガジン」編集部も大いに反撥もし抗議もしたのであるが、うまく丸められた恰好になってしまった。
 が、大山館長は笑って、諒とされた。
 「主人公の名など大山でも小山でも、要は極真空手の心技の精髄がTVをつうじて広く全国に伝わってくれればいいのさ」
 「少年マガジン」の原作は本名だし、誰だって「空手バカ一代」は大山倍達の伝記と百も承知なのだから、考えてみればTV局サイドの姑息さがコッケイなだけで、さしたる問題ではあるまい。
 尚、私の書いたTV主題歌の一つを大山館長の愛弟子たる山崎照朝君が吹込んでくれた。 師に捧げる熱唱である。
 いろいろな人達の尽力でTV版「空手バカ一代」も日本中の空に翔いている。
 極真空手の発展、普及の上からも、まずは同慶の至りであるが、それも所詮は極真空手が強大でなくては虚名と化す――結論。


特報!
 第5回オープントーナメント全日本空手道選手権大会迫る!!

 
武道夜話
空手と禅(最終回)

 文:大山倍達

 しかし武道は宗教とおなじに、その極限に生死をみつめそれをこえる魂を養おうというもので、肉体と技はその手段にしかすぎない。
 師を恐れるということは人間の本能であるが、その本能を超越するところに、真の武道があるのである。
 武夫(ますらお)は
    生死の二つうちすてて
        進む心にしくことはなし
 塚原卜伝の歌である。


赤軍用心棒 〈第11回〉

 原作:真樹日佐夫 画:制野秀一

連載小説 青春賭博(18)
 文:高森真土

国内支部便り
□新潟支部・関川道場
□群馬支部・松島道場


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 関川道場ではこの8月、3日に亘って出雲崎海岸で恒例の合宿が、松島道場では附近の体育館で演武会を開催し、大観衆から惜しみない拍手を浴びた。

特報!
 第五回オープン・トーナメントに参加!
 「タイの荒鷲」D・チャラカンボ
    極真会館空手に挑戦!


 …タイ式ボクシング、国際式ボクシングどちらもこなす二刀流の強豪が出現した! なみの強豪ではない、国際式ではかの偉大なるファイテング原田、そしてこれまた世界的強豪だった関光徳の両選手を、なんと二人ともダウンさせているスーパー強豪だ! その名はデイラ・チャラカンボ、元東洋バンタム級チャンピオン!
 まぎれもなく東洋一だったボクサーであり、しかもタイ式キックでも超一流で「タイの荒鷲」と異名をとり、沢村忠を評して、
 「沢村? あんなのをボクと較べたらタイの人、みんな笑うよ」と、うそぶく大物が乗りこんでくるのだ!


極真会館日記
 文:大石代悟

現代カラテマガジン1973_11_8.jpg

 九月七日(金)曇ときどき晴
 きょうはこの十月初旬から毎週NETテレビで放映される「空手バカ一代」の撮影が行われるので、会館内部を念入りに清掃する。 そして午後から試し割りに必要なカワラやレンガ、角材などを買い求め、用意万端ととのえる。
――午後四時撮影開始、まず手始めに折から行なわれてる二部の稽古風景をカメラに収める。 そして引続き"帯研"の時間を利用して試し割りの撮影に入る。 郷田先輩のレンガ割り、山崎先輩のビールビン切り、鈴木先輩のカワラ割りなどそれぞれ迫力満点のシーンが収録された。



誌上カラテ道場(15)
極真会館 黒帯研究会 指導
■応用編 組手

現代カラテマガジン1973_11_9.jpg

空手バカ一代 (18)
 文:梶原一騎

 通信教育ニュース
 

 という事で、「現代カラテマガジン」73年11月号でした。
 今回はアレですね、アニメ「空手バカ一代」の開始により、認知度が広まる直前、という感じでしょうか。

現代カラテマガジン1973_11_1.jpg

 一番知名度を獲得したのは映画からだと思いますが、漫画、アニメ、そして今冬は第5回全日本のTV放映もあるので、結構有名になったんじゃないかな。 69年から梶原一騎、真樹日佐夫の兄弟が取り組んで来た極真推しの1つの成果でしょうね。
 もうこの頃の大会となると開催自体は難しくは無かったでしょうが、「ケンカ空手」で鳴らしていた極真には大会にも多くの挑戦者が名乗りを挙げる事になります。 そして来たる第5回大会では、最強の挑戦者が旋風を巻き起こす事になるのですが、それはまた別の話。 あ、でも一度大会レビューをやってるので、多分本編はかなり短くなる予定w
 興味のある方は先に大会レビューをどうぞ。
 今回はここまで、それではまた。

追記:2013/9/18、やっぱりツッコミ入ったかーという廬山初雄先生のところを、三浦美幸先生に修正しました。

参考文献:
現代カラテマガジン 1973年11月号 現代カラテマガジン社 1973年

関連リンク:
極真会館主催 第5回全日本大会プログラム (1973年)










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コメント
(・ω・)名前が飛鳥拳になったのはTV局側の意向だったのですね。
  • ぬこやなぎ
  • 2013/09/17 8:49 AM
突然すみません。

この表紙って三浦美幸先生じゃなかったでしょうか??
  • がる
  • 2013/09/17 9:16 AM
いつも感心させられながらブログ読ませてもらってます。私も表紙は三浦美幸先生だったと思います。たしか、100人組手を終えて撮ったものと思います。そのため、顔つきもキツクなっていたと記憶しています。
  • 自然
  • 2013/09/17 9:59 AM
飛鳥拳がチェストーと、示現流剣術の気合い出すのはなぜ?
  • やいや
  • 2013/09/17 2:08 PM
気合いと言えば、「ちょいなちょいな!」とかいうのもあったような(笑)
  • kimura
  • 2013/09/17 7:46 PM
表紙の三浦美幸師範の写真
小生、100人組手特集の現代カラテマガジンで
見た時が最初でした。
(のちに今回紹介されたマガジン表紙が原版だと認識)
その時の感想
「目が凄すぎる…。口元は笑っているのに目が…怖い。」
映画で見るマッシュルームカットの三浦師範しか
知らなかったので、現役バリバリ時の勢いというか、
オーラを実感しました。
三瓶師範がパワー空手誌で
「初めて本部に行った時、受付で対応してくれた
三浦先輩の目を見て、これは勝てないな云々」とか
東師範が自書で
「三浦先輩を初めて見たとき目の鋭さで柔道と違う
雰囲を感じて気云々」
という表現を見て小生の感覚は間違っていないのだな
と改めて思いました。
白黒写真が凄さを増長している。
それにしても凄い目であります。

  • tama
  • 2013/09/17 9:38 PM
>がるさん、自然さん、tamaさん

今回、表紙の人物に自信が持てず、「三浦先生はこん時もう渡米だよな〜、19歳頃の廬山先生っぽい目付きだよな〜」とか思いつつ、書きましたので、ツッコミ入るかなぁと思ったら、Twitterも含めて4名に言われましたw
ご指摘感謝です。

>ぬこやなぎさん
詳しい事情は分かりませんけど、そういう事みたいですね。
まぁ、「少年マガジン」でも特定の人物を主人公にするのはどうか、みたいな議論があったそうなので、そう珍しい話じゃなかったのかも。

>やいやさん
まぁ、原作の方も「チェストー!」って言ってますからねぇw

>kimuraさん
「空手バカ一代」の掛け声のバリエーションは豊富ですよね。
  • Leo
  • 2013/09/18 12:44 AM
よければ富樫氏についても取り上げて下さい。
  • やいや
  • 2013/09/20 2:18 AM
>やいやさん

自伝を紹介する時に書くかもです。
  • Leo
  • 2013/10/05 3:35 PM
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