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大山倍達マニアック検定

ある日の極真会館 19(現代カラテマガジン 1973年12月号)

JUGEMテーマ:空手
 

 さて、9月以来ほぼ2ヵ月振りのこのコーナー、今回は「現代カラテマガジン」の1973年12月号ですね。
 いや、暫く仕事が忙しかったのと、「空手チョップ」の調査に時間を費やしていまして…。 ま、調べてて面白かったですけどね。
 これで飯が食えるならもっと力入れますけど、趣味ですからw
 あ、極真ルールの変遷については今暫くお待ち下さい。 まだ第1回世界大会のパンフを貸し出してるので、こっちが戻って来てからかな。 先に大会レビューのシリーズをやるかと思います。 第1回や第2回もパンフはあるのでやりたい所ですが、自分で納得行くだけの資料を揃えてるとは言い難いのでw

現代カラテマガジン1973_12_1.jpg

 とりあえず本編行きましょうか本編。 今回は第5回全日本空手道選手権大会の特集号になりますね。
 それでは、どうぞ。





ワイド大特集
〈写真ニュース〉
 廬山三段 日本一を制覇!!


現代カラテマガジン1973_12_2.jpg

極真会館からは一四人が出場し、あとは空手各流派、拳法などの強力選手がズラッと顔を揃え、各自力の限りの好試合を展開した。 四人の外国勢もそれぞれに奮闘したが、やはり〈本家ニッポン〉の壁は厚く、大方は二回戦で姿を消した。 有力な優勝候補と目されていた極真会館ビッグ・5のうち鈴木三段は早くも予選で陣野二段に敗れ、岸三段も三回戦で富樫三段の奇襲戦法に不覚をとり、延長戦のすえ敗退した。

現代カラテマガジン1973_12_3.jpg

巻頭言
極真空手の 花薫る

 文:梶原一騎

 芦原君はじめ添野、山崎国内勢とも飲み、館長までひっぱりだして、大会後の私は愚弟の真樹日佐夫ともどもよく飲んだが、よく学びよく遊ぶのが極真シップゆえ構わぬ。
 そして、和やかで熱っぽい放談から、あしたの極真空手の一層の飛躍充実の礎を確認できたのだから――。


 
特報! 第五回選手権大会


――決勝戦にふさわしい見応えのある好試合だった。 両者は互に短い間合から積極的な攻防を繰り広げた。 廬山の中段突きと山崎の回し蹴り、力と技の闘いとなったが三峰山にこもって充分な体力をつけ、精神的にも充実した二五歳の最盛期にある廬山が、山崎を力で圧倒して優勢勝ちした。
 一法、試し割りの部では山崎が断然他を引き離し、合計二十四枚(正拳四、手刀六、エンピ七、蹴り七)の新記録で優勝、二位は廬山の十五枚、佐藤俊の十四枚がそれに続く成績だった。



赤軍用心棒 〈第12回〉

 原作:真樹日佐夫 画:制野秀一

連載小説 青春賭博(19)
 文:高森真土


誌上カラテ道場(16)

極真会館 黒帯研究会 指導
■応用編 組手

現代カラテマガジン1973_12_5.jpg


空手バカ一代 (19)
 文:梶原一騎

現代カラテマガジン1973_12_6.jpg

 「い、いま、その一言で、わたしには、ひとりの心からの友ができた!
 空手の世界で孤独だった、この大山に柔道界の遠藤さん、あんたという……
 たとえ、あと数分間の命にせよ、この友情をだきしめていきます!」
 「じゃ……じゃから大山さん!
 その親友どうし、せめてアメ公どもに日本武道の威力を見せつけて死に花を……」
 と、感激屋の遠藤が声涙とともに下る……
 グワン、グワン、メリッ、メリッ!! 分厚い木製のドアは弓なりに、しなりはじめた!
 ベリッ!! 避けたドアのすきまから、黒靴の片足がとびだした!
 「そ……それはできんのだ……ウウッ」
 うめき、しぼって倍達は、
 「ごぞんじかもしれんが、わたしは日本で、ひとりのヤクザを空手で殺している!!
 そのヤクザには妻と子がいた……
 もし、これから、ふたりで数人を殺せば、その数人にも妻子が……肉親がいるはず!」
 よみがえる幻影……
 血しぶかせ撲殺した仁科守雄!
 号泣する妻、その子の雄一……

 "けっして、わたしは聖人君子ではない。
 もし、あの事件が過去になければ、やすやすと遠藤六段に同調していたかもしれぬ。
 アメリカにも、あの雄一くんと、その母の悲劇を再現してはならない!!
 雄一くん母子に許されただけに、なお……その一年が、わたしの全身を不動金しばりにしたのだ。    大山倍達(談)"



 通信教育ニュース

 
 …自分から他人より先んじて練習にはげみ、工夫研究するものは人より先んじて進歩するのです。 人をたよるばかりではだめです。 人生も、武道である極真空手も、自ら切り拓いてこそ道は拓けて行くのです。

マス・大山空手スクール 各地区同好会の状況

現代カラテマガジン1973_12_7.jpg

 大阪同好会
 名古屋同好会


 
 という事で「現代カラテマガジン」1973年12月号でした。
 今から振り返るとアレですね、大会特集号なのに大山倍達総裁の総括とか会場での締めの挨拶が載ってないのは寂しいですねぇ。 まぁ、20年前の「月刊パワー空手」を愛読してないと分からない感覚でしょうけど…w
 流石にこれくらいの分量じゃあ書き足りないというか、そもそも余所様のブログに較べて圧倒的に文字数が多いのに慣れちゃっただけも知れませんけど、何というか、手が余るw
 あ、ちなみに今大会のレビューは下記リンクをご参照下さい。

 次回は以前紹介した「中世ヨーロッパの武術」の続編を紹介する予定ですけど、今読んでる最中だったりします。 先に書いた通り、全日本のレビューもしたいのですが、もう極真大会史も2桁目に入ると、紹介したい選手や試合も増えるんですよね、やっかいな事にw
 特に遡って書く訳ですから後年大成した選手とか、支部長になる様な選手もチェック入れたいですし、ウエイト制まで手を伸ばすと結構莫大な量になってしまいます。 取捨選択が重要となって来るので楽しみですが大変だろうな、と思ってます。
 それでは、また。


参考文献:
現代カラテマガジン 1973年12月号 現代カラテマガジン社 1973年

関連リンク:
極真会館主催 第5回全日本大会プログラム (1973年)







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コメント
以前に誌面上で茂師範が「山崎、盧山は他のチャンピオン勢と比して試し割の上手さが群を抜いている」というような意味のことを書かれていましたが、実際こうして記録を見ると群を抜いているのは山崎氏が断然みたいですね
  • mk
  • 2013/11/20 9:59 PM
>mkさん

記録上は山崎先生の方が上なんですが、大会出場選手の場合は組手で勝てればいいから、とりあえず割れれば、という考えの方もいますので、実際の優劣は難しいですね。

ただ、山崎先生は第1回の時も試し割り部門も優勝されているので、随一と言ってもいいくらい卓越していると思いますが。
  • Leo
  • 2013/11/20 10:52 PM
山崎先生は身体がよくしなるんですよね。ムチみたいな力と言ってた人がいます。ただ盧山師範の後の進化は凄いと思います。
  • やいや
  • 2013/11/22 11:11 PM
>やいやさん

まぁ、単純に試し割り枚数だけを競う競技でも無い限りは、本当の優劣は付かないでしょうねw
  • Leo
  • 2013/11/23 12:41 AM
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